記号のようで記号でないのが「ことば」で、それは「音楽」に似ているかも、と男は呟く。そして3人は「詩」「曲」「声」で繋がる。肝心の曲や声の獲得の仕方は描かれていないし、何よりことばを生み出すヒロインの…
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(DVDで3回目の鑑賞)
本作はどうも2つのテーマが絡んでるように思う。
一つは、自分をさらけ出す、素の自分でいること、何かを演じること。
二つめは、ことば、音楽、記号。
ただ、どう絡み合ってるのか…
見るたびに、新しい何かに気付かせてくれる。
そんな映画の醍醐味がここには有る。
それは、セリフだったり、構図だったり、カメラの動きだったり、音楽だったり。
だから、もう一度見たくなる。
何度も見たく…
境界線
アラサ―編集者。ある出会いで耳にした「男女関係にならないスイッチ」という言葉をきっかけに職業:「レンタル友達」という男性との間で“男女間に友情は存在するのか”という実験に挑む。
好きです…
細やかな描写に支えられた場面は観終わったあと反芻したくなる。《恋のツキ》の徳永えりさんの揺れる眼差しと演技、芦那すみれ=BOMIさんの佇まいと声、レンタル友達という題材の現代性(《リップヴァンウィン…
>>続きを読む「月極オトコトモダチ」製作委員会