数年前に大阪王将で、チャーハンの上にカルビとチキンカツ&タルタルが乗ってさらにカレーかけたバカみたいなメニューがあったんだけど、そんな感じの映画。
クライムサスペンス、恋愛、バディもの、青春、アクション、コメディを詰めこんだエンタメ映画。でも意外にごっちゃごちゃにならずにスッと見れちゃう。
多分ベースがコメディっぽいからかな。
全体的に登場人物のノリがめっちゃ軽い。
異常な状況をすんなり受けいれちゃう主人公とか、淡々と仕事こなす同僚とか、死体処理した後ふつーに湯船に浸かるとか、挙げたらキリがない。
小ちゃいこと全く気にしないゆってぃ的な人しかいない世界線なんだろうな。
多分設定ありきでこの映画を考えてて、そうすると無理があるよね的な部分が出てきちゃうから、じゃあいっそそれ自体シュールボケ要素にしちゃおうってなったんちゃうかな。
銭湯で働いてる息子が撃たれた同僚を実家に連れて帰ったのに、特になんの疑問も持たずに治療してあげて、一緒にご飯食べるシーンとか明確にボケとしてやってるよね。
自分でも知らなかったけどこういうジャンルの映画わりと好きかも。
どのジャンルに分類されるのか全くわからんけど。
