2018年平昌オリンピックの記録映画。
世界で分断が進むまさにこの今、「分断」と「越境」をテーマにオリンピックを記録できるのは、民族が分断され続けている韓国だから真に迫るものがある。
2020年の東京オリンピックを盛り上げるという目的で、本作を東京国際映画祭の最期のスクリーニングにしたみたいだけど、間違いすぎてる。世界の今をテーマにした部門で上映すべきだ。2020年東京オリンピックなんて1ミリも関係ない。
オリンピックには罪はないし、わたしはスポーツが大好きだ。だけど、2020年東京オリンピックを開催しようとしている東京、そして日本が嫌だ。秋元康が関わるだけでも、そこには絶望という名の荒野しかない。
なお、2020年東京オリンピックの記録映画担当は河瀬直美氏です。