違う角度からベトナム戦争の悲惨さを描く。
なるほどな佳作。
「死ぬべきなのは俺の方だった」
何十年たっても戦争の後遺症に悩まされ続けているベトナム帰還兵だち。
「バーの前に犬とベトナム帰還兵お断りの張り紙があった。俺はその店を滅茶苦茶にしてやったよ。床に血塗れの歯が落ちていた。俺のじゃない。駆け付けた警官は張り紙を見て察したようだ。俺は無罪放免だったよ」
何十人もの兵士の命を救った衛生兵。そして仲間を救う為、己が命を亡くすことになった衛生兵。彼に名誉勲章を、と願う戦友たち。
死んでから勲章貰ったとて何になる？とは思う。
けれど、名誉を手に入れることは大事なこと。
本人にとってというより、残された家族にとって。
生き残った戦友にとって。
意義のある映画だと思う。
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