話題の若手役者さんたちを集め 果てしない宇宙を彷徨って行くSF映画
ひたすら陰鬱で暗い・・・
ここ数年 長距離航行の宇宙船モノが多く作られているが宇宙の神秘に弄ばれるという結末はどれも共通している
ところがこの映画 内容だけでみたらナチスの地下隔離施設を舞台にした現代劇としても成立しそうなくらい宇宙という設定には必然性が無く何を訴えようとしているのかもわからなかった
将来 近隣アジアの何処かの国がこれと同じ実験を行いそうで怖い
備忘録(ネタバレ)
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モルモット以外の何者でも無い乗員たち
エロスを超え 気味の悪いグロさで満ち溢れた無気力な宇宙船
誰のための何を目的とした実験船だったのかさえ真相は明らかにされず 希望無き末路は漆黒の画面に吸い込まれていった
別な形の実験も行われていたことを匂わす動物だらけの宇宙船との遭遇 あちらは子孫繁栄が続いているようだ 監督さんはそういうことを示したかったのかも
女医先生が必死になって守っていた生命維持装置の24時間延長ルーティンはただの日課であって実際は地球から監視管理されていなかったというのも人間社会の縮図ぽくって愚かで悲しい
来たるべき宇宙開拓時代が明るい未来だけでは無く人類に多くのリスクを投げかけてくることだけは確かだ。