gm

さよなら、退屈なレオニーのgmのレビュー・感想・評価

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)
2.8
#東京国際映画祭 ④

映画と映画の間が4時間もあるとこに当日になって気づいて追加してみました。

大きな工場が閉鎖され過疎化が進む田舎町で暮らす女の子の話し。
両親は離婚。一緒に暮らす母はラジオのDJと再婚。
義父のラジオの発言は、実父の非難するようなタイプの男で全く好きになれない。
そんな女の子の日常が静かに描かれている映画。


雰囲気は嫌いじゃなかったけど、96分しかなかったなんて信じられないくらい長かった。

ユース部門ということでトークセッションがあったけど、司会の人は段取りベタなのか、やる気がないのか、ゲストに丸投げで気の毒だったな。
私、結構映画見て思ったことあったけど、本来の目的と話がズレそうだし、手を上げる気も起きなかった。

ユース、毎年気になる作品があったけど見たのは初めて。
実際、10代の子はほぼいなかったし、もう少し作品選びや企画に工夫が必要かも?
まずは日本のティーンでこの映画を観たいと思う子がどれくらいいるかなと。少なくともウチの娘達は頼んでもついてきてくれない気がする。

ただ、女の子がとても可愛かったし、スティーヴのギターはいかしてた。彼は俳優でもありミュージシャンでもあるらしい。流石。




************************

指されて上手な発言をしていた10代の女の子がどんな事を話していたのかはちょっと忘れてしまったが、
もしこれが学校の授業とかで、じゃんじゃん発言が出る場所だったとしたら、親が最悪だと口にする子供がいて欲しいなと思った。
日本でも最近は離婚する人が多いし、そのこと自体は仕方のないことだし、良いも悪いもない。
でも子供達の気持ちは、きっと色々あるはず。本当に難しい問題だけど、子供だけが我慢するなんて可哀想だし辛すぎるもん。せめてその気持ちをはっきりと口に出せたら良いのになと思う。
gm

gm