ホシアイリーン

伊豆の踊子のホシアイリーンのレビュー・感想・評価

伊豆の踊子(1963年製作の映画)
4.0
この頃の日本の大衆向け映画は、エンタメではなく芸術だったのだな、と思う。
和の美学がつまった美しい作品。
と同時に、映画の舞台である1920年代の、男尊女卑社会の苦しさも痛感する。
女性が自ら自分の価値を下げる時代。
現代のシーンでは踊り子と大学生の結婚が可能になっている様子。
誰もが、どんな立場や身体だろうと、自由に愛し合える時代になりますように。

(高橋秀樹素敵だった。