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夜の来訪者のviennaのネタバレレビュー・内容・結末

夜の来訪者(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

記録用メモ


2024/2/6
Amazon prime

原作 J・B・プリーストリー(ジョン・ボイントン・プリーストリーOM、John Boynton Priestley, OM, 1894年9月13日 - 1984年8月14日)は、イングランドの著作家、劇作家、司会者。

Amazonのレーティングが良かったので見る。

前知識ナシで見たので、最初はこんな偶然あり得ない、主に一つの場所で話が展開するのでこれは舞台用の作品を映画にした? など思い、見るのを止めようかと思った。

でも何かありそうで、最後まで見た。

グール警部が自殺した女性の原因はこの一家にある、と責め立てるのって司法的にどうなの? と思ったがやはり家族も彼が帰った後そう思い、でっちあげだと安心する。

けれども、その後彼女は自殺する。

グール警部は誰か?

結局何が言いたかったのか?

原作者を調べて何となく分かった。

作者は警部の言葉を借りて、その時代を生きる人たちの姿を一人の女性に投影し批判したのだと思った。
一部の金持ちだけが優遇され、それ以外の大部分の人たちの不公平で悲惨な当時の生活を伝え公の元に晒す事で批判したかったのだ。
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