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世界の優しき無関心のTOTのレビュー・感想・評価

世界の優しき無関心(2018年製作の映画)
3.3
‪美しいお嬢さんと武骨な使用人、カザフスタンの都市と農村を漂うふたりの寓話的逃避行。
淡い中にも鮮やかな色を置く画面で、静かな悲しみと笑いが詩情と教訓を伴って描かれる。
ユーモアセンス、構図やズームイン等かっちりした画面作りにカウリマスキとかキアロスタミを思い出したり。
雄大な自然に溶ける犬牛羊と、定期的に映るルソー絵画がかわいさと謎の絶妙アクセント‬でした。
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