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世界の優しき無関心のgenarowlandsのレビュー・感想・評価

世界の優しき無関心(2018年製作の映画)
3.1
過去鑑賞作品です。TIFFにて。

カザフスタンの草千里が美しく、のどかな風景が広がります。自然の中で無垢に生きていた人とお金にまみれた人が対比されていました。

以前キルギスの『明かりを灯す人』を観たことがあり、主題が少し似ているかなと思いました。

素朴な人が大資本やお金持ちに翻弄される悲劇。賄賂が横行し、自分たちを守るにはやはりお金の力しかないのだろうか、という問いかけです。

善悪の構図がはっきりしていました。
画も音も美しかったです。

それにしてもカザフスタンは多様な人が生活している国なんですね。
私たちに似ているモンゴロイド系、中東系、西洋人系、色々。
女性はとんでもなく美人でした。

言葉はおそらくカザフ語とロシア語で、カザフ語の発音が韓国語に似ているような気がしました。

都会は都会だし、田園風景は田園風景だし、先入観で見ない方がいいですね。
映画で外国の暮らしや人々、考え方を知ることも楽しみの一つです。
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