死んだ父が残した借金の肩代わりで身売りせざるを得ない女性と、彼女と行動を共にする、かつてその家の使用人であった男性の心の触れ合いを詩的な映像で紡いだ、カザフスタン映画。
ポエティックな映像は美しい…
カザフスタン映画といえば「トルパン」「コーンアイランド」「スヴェタ」ぐらいしか思いつかない。もっと見てるかもしれないが記憶にない。つうかみんな東京国際で見た作品でレベル高。
本作も見応えある秀作。…
美しいお嬢さんと武骨な使用人、カザフスタンの都市と農村を漂うふたりの寓話的逃避行。
淡い中にも鮮やかな色を置く画面で、静かな悲しみと笑いが詩情と教訓を伴って描かれる。
ユーモアセンス、構図やズーム…