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LORO 欲望のイタリアのmagnoliaのレビュー・感想・評価

LORO 欲望のイタリア(2018年製作の映画)
1.3
冒頭の羊のドアップが可愛い

本体はちょっと…芸術的、抽象的、官能的、寓話的、音楽的、宗教的、本質的、詩的…どれにもなり損ねた感が激しい、延々同じような乱痴気が繰り返され煩いのに平坦、各パートの話の目的が掴みにくい

中身のない人付き合いは飽きる、ことを表しているのなら大成功ではあるが、そうであっても散漫なうえに長尺過ぎ、展開に古さを感じる
トニセルヴィッロさんはじめ素敵な俳優陣やのに勿体ない

中年以降の自己認識の甘さは、"口臭"のように自分では気づけないまま哀れさを振りまき他人を遠ざける
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