ロックミュージカルの元祖的作品のライブTV版。
近年アメリカで定番化しつつあるミュージカルのテレビライブ(生放送)の中でも上手く観客等を取り入れた演出だな、と思ってたらデヴィッド・ルヴォー演出でなるほど(納得)。
前半は声量等がミュージカルとしては足りない感じがして少し気になりましたが、ゲッセマネのシーン位から以降は圧巻でした。
Peter(ペテロ)役で『Every Little Step(邦題:ブロードウェイ♪ブロードウェイ)』でオーディション中審査員を感動させた姿をフィーチャーされた2006年ブロードウェイ・リバイバル版『コーラスライン』のポール(ジェイソン・タム)が出演していた事が個人的に嬉しかったです。
Judas(ユダ)、Pontius Pilate(ピラト)役の後半の演技等も鬼気迫っていて良かった。
正直歌唱面に関してはもっと高いレベルのパフォーマンスもあるけど、下手すると古臭くなってしまう作品を上手く現代に合わせていて、久々にミュージカル好き(←ヲタクとも言う 汗)の血が騒いだ作品でした。日本でも配信してくれたAmazon様に感謝です。
キリスト教の知識が全くない方にはちょっとキツイかもしれませんが、Rent等が好きな方は一見の価値ありだと思います！
