kyoko

輝ける日々に(『サニー』ベトナム版)のkyokoのレビュー・感想・評価

3.8
TIFF2018⑤

日本版スルーでベトナム版。

時代設定はベトナム戦争が終結した1975年と、クリントンが訪越した2000年。
韓国版サニーと脚本は同じだけれど、時代が異なるので音楽もグループ名も「SUNNY」じゃない。(荒馬団というなかなかパンチのきいた名前)

韓国版の尺に対して10分も差がないのに、要所要所のエピソードがなんだか短く感じる。韓国より演出がこってりしてないからかな。
韓国版観てないと唐突に感じる場面もあり。
ベトナム版のほうがミュージカル演出は多め。

キャラ設定は韓国版とほぼ同じで、ベトナム版もうまくキャスティングされている。若いときの主人公(韓国版のナミ)がかわいい!コメディエンヌとしてはかわいすぎるかも?
おばあちゃん最高だったw
Q&Aでのプロデューサーの方のお話で、ラストだけに登場する役(韓国版スジ)の女優さん探しに苦慮したというのがすごくよく分かる~と思った。韓国版観たとき「ここはあえて登場させなくてよいのでは?」と思ったクチなので。

改めて見ると、本家同様にどうしても突っ込みたくなるところがあるけれど、まあ、どのお国が作っても最後は泣くよね〜
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