ただただ凄まじいまでの熱量と勢いで圧倒され、最後まで持っていかれた。
アメイジング！
斯く言う私は、恥ずかしながらグレンラガンも観たことがなく、今石監督作品初体験だったのだが、多くのファンが魅了される理由が分かった気がする。
とにかく、圧倒的なまでのパトスを、個性的なタッチと独特なカラーで描き、それを変幻自在に動かして具現化する…。
そんな今石洋之というクリエーターの才能を存分に味わうことが出来た。
問答無用の力技でフィニッシュまで押し通す作風は、湯浅政明監督の『マインド・ゲーム』とどこか相通ずるものを感じたが、個性は全くの別物。
私的には、どちらの才能にも出会えて本当に良かったとつくづく思う。
