このレビューはネタバレを含みます
画面と熱量に観る側の体力を持っていかれる非常にパワフルなロボット映画。TRIGGERの性癖をとことん煮詰めたような作品。
できれば映画館で観ることをおすすめしたい。
画面がひたすらギラギラしているが心理描写が細かい。
クレイが冷静に話しているシーンでは後ろ手に組んでいる腕が小刻みに震えていたり、ガロに差し伸べる手はどちら側か、だとかよくよく見ると違和感ポイントがぶち込まれているので油断ならないし闇が深い。
「問題は熱量で解決する」を地でいく制作陣から生まれた主人公サイドが脳筋ゴリラなので、安心して観られる作品でもある。