まる

デーモン・インサイドのまるのレビュー・感想・評価

デーモン・インサイド(2018年製作の映画)
3.4
鳥の例えが秀逸。力と頭脳。
妻が殺人鬼で自分の周囲の人がどんどん死んでいき、妻を疑う系かと思いきや、妻が殺そうとしているのは自分だった。
殺人を何とも思わぬサイコパスっぷりがいい。
殺すことなんて何とも無いんだと脈を測らせる演出がよかった。

主人公の逞しさと賢さの片鱗は最後に腑に落ちた。だから詳しかったのね。
長いし、まだ決着つかないんかい!と言いたくなる場面もあったが細かな演出や雰囲気にまとまりがあり、テンポが早いわけでも無いが飽きることもない独特の映画。
カナダ映画ってハリウッドとは違う雰囲気がいい。
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