第二次世界大戦北アフリカ戦線のトブルク包囲戦を描いた戦争映画。
ロバート・ワイズの戦争物としては『深く静かに潜航せよ 』の方を先に見たのだけれど、舞台こそ大きく違えど似通っているところが多くて、劣勢に立たされた中で司令官が逃げるか戦いを続けるかを迫られたとき部下たちが奮起して勝利するという話の骨格は同じになっている。
当時の戦争映画のセオリーというかこういう話がうけるというのを踏まえてきっちり作ってるのがロバート・ワイズらしい感じがする。
弾薬庫に夜襲を仕掛ける場面のテンポ感は見事であり、全体のリアリティがしっかりしていて面白い。
