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砂漠の鼠のmhのレビュー・感想・評価

砂漠の鼠(1953年製作の映画)
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WW2・北アフリカ戦線・トブルク包囲戦が題材。
ロンメル将軍を取り上げた「砂漠の鬼将軍(1951)」の続編的位置づけで、今度はロンメルをやなやつとして描こうという狙いもあったとのこと。
なのでロンメルは同じ役者が演じているのが面白い。悪く描こうとしてるけど、こちらでもやっぱり魅力的な人物になっていた。
ロンメルの愛称「デザートフォックス」と対になるような原題だけど、「罠にかかったスナネズミ」というニュアンスらしい。
学校の先生が部下になるくだりは「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声(1950)」以来かも。つまり兵学校に入って少尉から軍人やってる生徒と、志願して入隊したからペーペーからスタートする先生では、身分が逆転かついその差がとんでもないというプロット。ほかにもあったっけ?
撮影もきれいだった。
面白かった!
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