昼行灯

沈黙の達人の昼行灯のレビュー・感想・評価

沈黙の達人(2018年製作の映画)
3.0
タイの村で隠遁生活を送るセガール(もちろん元傭兵)が、マフィアに誘拐された村の娘を助け出す。

丸いグラサンにチャイナ服という、なんとも胡散臭い出で立ちながら、持ち前の東洋医学で貧しい人を治療したり、近所のオヤジの自殺を止めたりするので、村人からの信頼は厚く、そのうえカンフーの使い手でもあるあたりは、セガール版『イップマン』といった感じ。

血を流すこともなければ、汗をかくこともない、どんな敵でもボコボコ(時に血祭り)にする殺人マシーンっぷり。

北の指導者並に神格化されたセガールという存在の、一種のプロバガンダ映画ともいえる。
昼行灯

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