若い頃の当てどころのない情熱と映画終わりのやるせない余韻が良かった
友情とか家族とか情熱とかいろんな問題と葛藤する15歳の4人の少年が向かいに住む警察官を連続殺人鬼ではないかと疑い夏休みの間に調査する物語
証拠を細かく集めていく少年たちだが周りの大人たちは主人公の妄想なのでは?と信じてくれない
観ているこちらもそれと同調してしまい主人公の考えすぎでは?と平凡な大人のリアクションをとりながら映画の終盤を迎える
ここの観ている側でさえも主人公を信じきれずに疑ってしまうという部分がこの映画で1番良いところだった
周りから信じてもらえない主人公の映画の中に何回も登場するやるせない気持ちと、見ているこちら側の自分だけでも信じてあげたい気持ちが鑑賞中何度も葛藤する
サスペンス系が大丈夫だったらちゃんと時間がある時にゆっくり観てほしい映画