‘84.の夏、近隣で起きた子供達の失踪事件の犯人探しに夢中になる少年たちを描いた青春スリラー。
隣人の警察官マッキー宅にいた子供が、失踪した子供に似ていたことで疑いを抱いた15歳の少年デイビー（グラハム・バーシャー）は、友達と4人でマッキーの身辺調査を始める。
まあまあありがちなストーリー展開と思いきや、1980年代の青春映画やホラー映画のオマージュ作品とのこと。
通して既視感があり、先読みして観てしまうものの、結果的に楽しめると思う。
デイビーの浅はかな行動も、お決まり。
1980年代という演出からか、BGMにもシンセサイザーが使われてるのもいい。
若干、「ストレンジャーシングス」感もなくはないが…。
些か疑問に思うところもあるが、終盤の展開に、いい意味で裏切られた。
と言っても、15歳の少年たちの夏が、そんなエンディングでいいのか？とも思ってしまう。
数年後に、同じキャスティングで続編があってもいいのではないだろうか。
