ペコリンゴ

Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バックのペコリンゴのレビュー・感想・評価

4.0
記録。
飛びっきりの青春

A24配給のお下劣青春ティーンコメディ。
本作が長編監督デビューとなる、オーガスティーン・フリッツェル監督の自伝的作品らしいがマジかw

高校を中退し、ウェイトレスのバイトをしながら同居するアンジェラとジェシーは親友同士。アンジェラはジェシーの誕生日プレゼントにリゾート旅行を計画するも、家賃に充てるはずのお金を旅行費用に充ててしまう。この事でハードなシフトを入れ、家賃を稼ぐべく奮闘する2人であったが…。

2018年の映画が今頃公開という事で警戒心はあったものの、年末年始休暇中のレイトショーというオレ最強感も手伝ってかなり楽しめた作品です。

配給がA24という事で尖ってるかと思いきや、主役の女子2人…というか映画全体が鬼のように下品な事以外はかなり観易い部類の映画。

ただ、やっぱ下品なんですよね〜w

寝起きの相方の頬っぺたにチ●コを描く、
テンション上がってケツを出す、
クスリはやるし口を開けばFワード連発。

ルックスは割と可愛いのにやたら下品なアンジェラとジェシー。その界隈の登場人物もマトモな人はほぼおらず、そりゃトラブル塗れになるわなw

特にクライマックスはティーン女子の青春モノとしては出色の汚さで、その手のギャグが好きな方は爆笑モノでしょうww

根底には貧困や治安の問題が見え隠れするものの、そこを強調はせず時にゆる〜く、時に過激に振り切る。

そんな2人に愛おしさを感じる事が出来ればきっと楽しめる作品だと思います。

ちなみに、ジェシー役のカミラ・モローネはレオナルド・ディカプリオと去年破局した元カノ。
ホント若い子好きね〜レオ様w