第三夫人と髪飾りの作品情報・感想・評価・動画配信

大分県のシネマファイブにて鑑賞。
素晴らしい劇場でノンスモーキングの宣伝ポスターが貼られた仕切りのない喫煙所には私の家の部屋にも飾られている「股旅」のポスター。お客さんも映画好きや主婦や年配の方が1…

• #2019〜

コンパクトにまとまっていますが、「青いパパイヤの香り」の現代版といった良作のベトナム映画。
冒頭のメイが船に乗って嫁入りしてくるシーンからずっと、自然の音が聞こえ、湿度の高さまで感じられるような穏や…

これが世界のどこかの現実だとしたら、
なんて女性にとって過酷な環境なんだろう。
霧の深いベトナム山村の美しい風景を映しつつも、実際はディストピア以外の何物でもない。

まだ恋も知らないうちに結婚し、…

性的な行動は、時代によって様変わりするのモノだなと。

今は情報過多、色んなモノが見える化され、逆に本能は閉塞に追い込まれてるように思う。

この映画のように一夫多妻の女性たちが仲良しなのは珍しくな…

映像としては美しかったが、どう捉えたらいいのかに悩み続けた映画だった。

冒頭から西洋に向けて商品化されたアジアといった装いを感じてしまい(端的に言うと無駄に大自然の中、葉っぱの上で食材を切って巨大…

【自然描写と近代の意識】

　ヴェトナム映画、アッシュ・メイフェア監督作品。

　19世紀ヴェトナム。
　16歳の少女は、裕福な地主に第三夫人として嫁ぐ。
　すでに夫人はふたりいたわけだが、男の子は…