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運び屋のcookieのネタバレレビュー・内容・結末

運び屋(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

監督・主演 クリント・イーストウッド。だいぶ年を取ったけれど深みがあるなぁ。刻まれた年輪が物を言っている。

舞い込んだ「運び屋」稼業、何か起こりそうでハラハラ。
それが、いつの間にか3回目,…えっ?! もう12回目!😲w
ハプニングも臨機応変にやり過ごす年の功。

外面はいいが全く家族を顧みなかった彼が、大切なことに気づき、修復に懸ける。
間に合って良かった😌
元妻と過ごしたあのひと時、とても素敵だった♡

全面的に自分の罪を受け入れたのは、過去の自分の過ちも全て引っくるめて償いたかったのだろう。

変わるなら今!
今が一番良い自分であれ!

本人は差別意識なく、親しみを込めて発しているようにも見える人種差別用語が「グラン・トリノ」の設定を踏襲しているが、本作はその後の「生き方」にフォーカスしていた。

数字ばかりを気にしていたり、検挙を急ぐばかりに無実の柔順なメキシコ系ドライバーに容赦ない態度を見せる麻薬捜査官の様子に、リアリティを感じた。

▼原題 :The Mule
▼mule
〈動物〉ラバ
〈靴〉ミュール
〈話〉頑固な[強情な]やつ
〈米俗〉〔麻薬・密輸品などの〕運び屋
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