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運び屋のpauhのネタバレレビュー・内容・結末

運び屋(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ヨボヨボのおじいちゃんがドラッグの運び屋というなんともイカつい内容なのに対し、漂う雰囲気はそのおじいちゃんが放つ呑気さだったり家族との時間の大切さを考えさせられました。
老いを受け入れるなというメッセージも、アンディ・ガルシアがおじいちゃんになっていた事に衝撃を受けながら(若い頃の作品ばかり観ていたため)自分もいつかこうなるんだなぁと、ある意味恐ろしさを感じました。
家族との仲が悪かった事もあり、仲間のように日常の会話ができる空間も嬉しかったのかなとも思え、自分自身職業柄で老人と接する時やたらと嬉しそうにされるのを思い出してなんだか切なかったです。
自分自身も目先のお金よりも時間を大切に扱いたいと思える作品でした!
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