yamatake

運び屋のyamatakeのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
3.8
2019/劇場鑑賞77本目

お花農園を営むアール爺さんは、ネットの普及による経営難から農園を差し押さえられる。孫娘の結婚前パーティーに呼ばれた彼は、そこである男から運び屋の仕事を持ちかけられ…というお話。

『グラン・トリノ』に続いてのクリントお爺さん監督、主演作です。
彼の監督作品は『ミリオンダラーベイビー』と『グラントリノ』しか見たことないんですが、これ全て監督兼出演の作品ですね。徐々にお爺度が増していくのに作品ごとに全く違う演技をしてるのが凄いです。

本作はアールさん本人からあまり情報が得られなかったためにクリント爺さんの半生を作品に投影してるらしいです。
なんでも彼は若い頃はヤンチャだったらしく、映画スターだったこともありほんとに家族をほったらかしにしてたんです。
なんで本作は『ROMA』と同じでごめんなさい映画ですね。

ある程度齢を重ねた方や、昔からクリント・イーストウッドのファンの人には胸に染みる映画だと思います。
yamatake

yamatake