ぶらぴーにょ

吐きだめの悪魔のぶらぴーにょのレビュー・感想・評価

吐きだめの悪魔(1986年製作の映画)
2.0
何故こんな映画に★3以上があるのか…。
これはまさしく愛すべきZ級。
決して食事中に観てはいけません…。

荒唐無稽なストーリー、惜しみなく見せる恥部、登場人物の8割が浮浪者、そしてドロドロのグロ描写。
なぜこの企画が通ったのかが最大の謎。

まず売り物が多く並んでいながら、わざわざ古びた箱に入った怪しい飲み物を売ろうとする店主がナゾ。
ドロドロ怪物のトイレシーンはインパクト大だが、途中から長々と浮浪者の日常パートとなり終盤に思い出したようにドロドロ描写が復活。しかも最後はドロドロはあまり関係がない解決方法。
途中出てきた研究所もあそこだけだし、設定は投げっぱなしで終わる。

特殊メイクやアニマトロニクスは頑張っており、雰囲気としては「バスケットケース」と同じ匂いがしたな〜。