発端は酒屋の貯蔵庫で眠っていた大量の古い古い瓶酒。
1ドルで店舗に出されたその酒は瞬く間に客に売れてしまう。
しかし、その正体は飲むと体がゲロゲロに溶けてしまう酒だった!
モンスター化して大暴れ?の話かと思いきや掃き溜めで暮らす男たちの騒動がだらだらと描かれてたりします。
金や酒、女で争うのは日常茶飯事。
ベトナム戦争帰還兵やホームレスが主要人物でどこか暗い影を感じるストーリーでもありました。
でもやっぱり見所は…ゲロ。
あと世にも奇妙なバトンパスが見られます。
黄ゲロ、緑ゲロ、青みゲロ。
爆発したり、液体になったり、流動体になったりとバリエーション豊か。
ほんとその溶け具合が素晴らしい出来栄え。
飲んだらあっという間にみんなゲロになってしまうし、飛んできたゲロくらってもやっぱり溶けちゃう。
ジャケ写のは便器の中で溶けてます。
この作品、おなかいっぱい吐きそうエディションって銘打たれたBlu-ray版が販売中。(メイキング等の特典いっぱい)
遊び心のあるその名称なんかいいですね。