Toineの感想文

吐きだめの悪魔のToineの感想文のレビュー・感想・評価

吐きだめの悪魔(1986年製作の映画)
3.6
【カメラワーク職人による汚物映画】
血迷ってVHSを入手していたのですが下らなすぎる下ネタのオンパレードに目眩がして1回観たきり数年間放置しておりました。
しかし何故かもう1度観たくなり今年の6月下旬までGYAO!で無料配信していたのを滑り込みで鑑賞いたしました。
画質が良くて嬉しかったです。

ストーリーは汚ったないホームレス達の下ネタラップバトルみたいな内容で本気でどうでも良いのですが、カメラワークと人体溶解や人体爆破の特撮が素晴らしく感動すら覚えるカルトの名作です。
メガネ視点の縦回転撮りが1番テンション上がりました。お気に入りです。
インディペンデント映画とは到底思えない技術の高さにリスペクトでございます。

人体溶解の溶けてる体液?みたいのがレインボーカラーなのもとても良き。夢かわいい。
ラストの喧嘩でバズーカぶっ放しからの人体破壊にパンチラ拝んで満足そうに命が果てる鮮やかな流れも最高でした。
そこは不覚にも笑ってしまいました。悔しい!