BouzuMiura

シェイクスピア・イン・トーキョーのBouzuMiuraのレビュー・感想・評価

3.4
BS松竹東急の「クリスティーン」録画データのランタイムが2時間半もあったのでおっかしいなと思ったらケツにショートフィルムが録画されてた。
兄貴にひっついて日本観光にきたダウン症の青年が兄貴とはぐれて原住民と触れ合う。電車で一緒になった幼女、もんじゃ屋で相席の忽那汐里さん、遊覧船のJK三人組、浜離宮で一緒になる白人女性は監督らしい。みんな演技が自然で素敵だけど中盤で登場のJJサニーチバは眼力強すぎて「こんにちは千葉真一ですハアアーー関根くんカモン!」オーラがウザい。でもスターだからしょうがない。

東京オリンピックの時期にアットホーム観光シティトーキョーをアピールしたかったのか。
でも俺は忘れない。東京は世界一観光客に冷たい街だということを。あれは4年前、品川で開催された「スター・ウォーズ・アイデンティティーズ」なるスタウォのプロップ展示会を見るために東京に行ったときのことだ。一泊する新宿御苑近くのホテルにチェックイン、夜の予定まで時間があったのでホテル周りを散策したのだが迂闊にもスマホの充電が切れてしまい迷子に(中略)ファミマに飛び込んだ俺は店員をつかまえ「すませんリステル新宿ってホテルを(中略)「じゃあせめて10分くらいスマホの充電を…」「いやそんなサービスやってませ(中略)俺は隣のガソスタに飛び込み(中略)タクシーなら呼びますけど(中略)乗車時間3分。隣の通りじゃねえか。
東京の人情はキャビナス福岡のロウリュサービス時の氷水風呂くらい冷たい。中洲2980円のトリップスキンくらい薄い。

良い映画。
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