えにーでいなう

消えた16mmフィルムのえにーでいなうのレビュー・感想・評価

消えた16mmフィルム(2018年製作の映画)
3.5
シンガポールでは、自国の自主制作映画がほとんど無かったようで、その点如何に日本は映画制作の土台が古くからあったのかという事を思った。
当時のシンガポールの規制を潜って入ってくる海外のアート、パンク、ポップカルチャーに夢を見て、自分も映画を作りたいと妄想を膨らませるサンディーには、昔も自分も同じように思ったなぁととても共感した。その点がとても胸熱でした。
当時、一緒に映画制作をした幼なじみが、あなたはクソ野郎だったと割とマジで言ってる感じが、お互いの嘘のない関係性を示しているようでいいなと思えた。