キューブリック版も観たけど断然こっちのが好き
こっちのが小説に忠実だった。
とりあえずロリータ
ローはピカイチの美人さんじゃないけど原作小説に書かれていたニンフィット要素が半端なく溢れ出ている
14歳前後の女の子の青々しい無邪気さ。ちょっと不潔でだらしないとこ。アンバランスさ。危うさ。完成度高めドロレス
そして登場シーンが良い!
何あれ!!控え目に言って最高
水に濡れて服の下の肌が透けて見えるシーンは美しい
映画スターのポートレートを見つつこちらに笑いかけてくるロー
歯の矯正器具が丸出しになるロー
そりゃハンバートハンバートも堕ちるよ〜
そしてそんなロリータ、始めは興味本位でイケおじ誘惑したけどまさかまさかのロリコンイケおじとは…
ロリータ
私の事嫌いになったの?
だってキスしてくれないもん
ここからイケおじ本能丸出し
初恋相手とロリータを重ねて
果たせなかった相手への情欲を全てロリータにぶつけてしまってる感ありのイケおじ
ロリータは情事を重ねていくうち病んでおかしくなっちゃうのが観てて辛かった…
でも性的なシーンが露骨に表現されてないとこが少し安心かな…
間接的な表現だからこそ想像力が湧き立ち
より官能的に映った印象
あくまで文芸作品
と言っても家族とは到底鑑賞出来ない…
賛否両論はあれど私は好きな映画ベストに入る作品です!