年末に観た「共犯者たち」が面白かったので、今年のドキュメンタリー始めは、同監督・スタッフによるこの作品から。こちらの方が先らしい。
韓国の国家情報院によるスパイ捏造事件を追う。
スパイを捏造することに何の意味があるんやろ?って思ってたけど、あくまで想像ですが、
①何かスパイがからんだ事件が発生する
②上層部がとにかくスパイを挙げろと指令する
③担当者はスパイが見つからないと怒られるので手近な人をスパイに仕立てて実績を上げる
こういうこと、、?
犠牲になった人々はたまらないです。
記憶にない、関係ない、責任をとらない、、。本当の悪人はやはり「悪い奴ほどよく眠る」なんですね。
監督と取材を進めた「ニュース打破」は、クラウドファンディング等で一般の人から資金を集めて運営されているそう。援助した人の名前がエンドロールで流れるのですが、いつ終わるのかってぐらい続く。日本でもこのようなメディアが必要だと痛感します。