カナノシ

クワイエット・プレイス 破られた沈黙のカナノシのレビュー・感想・評価

4.0
突如として地球に現れた謎の生物により侵略されゆく人類。音に反応し襲い掛かるその生物は逃げ惑う人々を無惨にも虐殺してゆく。
僅かに生き残った人類は音を奪われて、震えることすら出来ず身を隠すしか出来なかった。
そんな世界で生きるエブリン一家は、「やつら」に襲われるも偶然「やつら」の弱点を発見する。
人類の反撃が、始まるーーーな話!

人類無双くるか!?と思ったものの、ほとんど壊滅している人類にはまだまだ反撃できる体力が…
さらに少ない資源を取り合うように人間同士でも…

前作よりもさらに「見つかったら終わり」感が増し増しで、相変わらずBGMもほぼ無しで息苦しい緊迫感で息を呑む仕様。

時間も97分と、内容も相まって駆け抜けるような疾走感。ただ惜しむらくはストーリーに大きな展開がなかったことか。
続編ということでやつらの正体や世界の状況とかが分かるかなーと期待していたが、エブリン一家の周辺地域がやや深掘られた程度。
しかしながら本作はエイリアンバトルやSFが主眼じゃなくて、音を出したら即死って言う最悪な罰ゲーム的なシチュで右往左往したり立ち向かうスリルがメイン。
本作も手に汗握って楽しめました!

この世界でわたパチ食べたら4回くらい死ねそう。
カナノシ

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