音に反応する凶悪なエイリアンとの
生き残りをかけた戦いを描くSFアクション。
シリーズ2作目は
エイリアンとのファーストコンタクトを冒頭に
前作のエンディングからスタートする。
前作でエイリアンの弱点を見つけた娘は、
父親を助けられなかった後悔からか、
一人でも多くの人間を救うため
自ら苦難に挑んでいく。
耳が不自由でありながらも
懸命に戦う姿に勇気づけられる。
全編にわたりセリフも音もない
静寂な時が一転する瞬間、
エイリアンとの激しい攻防へとなる。
静から動への一変が
この作品の醍醐味でもあるように思う。
また、家族の在り方や人間の強さ、
そして逞しさを描く
ヒューマンドラマの要素も
印象的な作品ではないだろうか。