スワヒリ亭こゆう

クワイエット・プレイス 破られた沈黙のスワヒリ亭こゆうのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

以前、1作目を観て映画館では観ないけど配信でいつか観ようと思っていてさきのばしにしていたんです。また新しい本シリーズのスピンオフ映画が公開になるらしいので2作目を観てみようと思いました。1作目をそんなに好きじゃなかったんですけどね😅

相変わらずエミリー・ブラントはキレイですね。ディストピアでもキレイです。
で、そのエミリー・ブラント演じる母親には3人の子供がいて、長女と長男の二人の子供が今回では活躍するんです。長女のガンバレルーヤのよしこは難聴で補聴器を持っていて、その補聴器の音をスピーカーに通す事で本作の音に敏感なクリーチャーの顔が襟巻きトカゲみたいにパカっと開く。そこを攻撃すれば倒せるというのが前作。

父が死んで母と子供3人が違う土地を目指すと旧友のエメットに出会います。このエメットはキャップを被って髭面なので最初は気づかなかったんですけど、キリアン・マーフィーじゃない😳
キリアンが出てるのを知らなかったので少し嬉しかったです。 
で、旧友と再会して弱点も分かっているけど、まだクリーチャーはその辺にいるから音を立ててはいけないんですね。

で、本作は希望が見えてくる。ラジオが流れてきて歌が流れていて、その歌から「海を渡れ」的なメッセージを読み解いて海を渡りラジオ局へ行って補聴器の機械音を流す事をガンバレルーヤよしこが思いつくんですね。よしこの冒険が始まります。
一方、弟は足に怪我をしてしまう。その怪我を治すために母親が薬を探しに出かけます。この辺、絶対に『ラスト・オブ・アス』やってますよね。
結構、映像の構図もそれに近い物がかなりありました。

で、率直な感想を言うと、まだこんなイライラするホラー映画を作ってるんだって驚きましたね。何で早くやらないの⁇の連続でした。
終盤、ラジオブースに辿り着くがクリーチャーがそばにいて、なかなかラジオブースに近づけないんです。そこはまだ良いんですけど、そんなの見つからない訳ないですよね。映画のお決まりパターンです。
見つかったんだから早くラジオブースに行って補聴器の機械音をスピーカーに繋げてクリーチャーを倒さないといけないのに、めちゃくちゃ勿体ぶったガンバレルーヤよしこにめちゃくちゃ腹たったわ。
このラジオで流すアイデアを思いついた時点で母親と長男のピンチもラジオから補聴器の音が流れてきて遠い場所から助けるのは大分前から予想していたので勿体ぶったのが余計にイライラします。

それとビックリしたのがクリーチャーって泳げないんですって!
ラジオで歌を流したりせずにクリーチャーが泳げないぞ!って、それを言えって思いましたね。クリーチャーは泳げないから海に逃げろって言えば話は簡単でした。
ストーリーの粗さが悪目立ちしすぎてます。