方眼

クワイエット・プレイス 破られた沈黙の方眼のレビュー・感想・評価

4.2
2021年”A Quiet Place: Part II”。監督脚本、細かい気配りのシーン設計、どう動くかは夫婦でディスカッションしてるはず。続編で主人公が緩やかにシフトするが、亡くした家族への想い、アクション・サスペンスが丁寧。夫が居なくなったことは翌日に話す、子供の墓参り。グロい描写は直接見せず、小道具や配置は適切にアップ。3連と2連のカットバック、場面が変わることで緊張感そがれる作品もあるが、本作は動作(裸足で歩く、窓を閉める)や現象(水、光)などを合わせて、音楽のように相乗効果を狙う。手話、補聴器、どこでどう使うか、クライマックスに向けて盛り上げる。二人のアクションに、大人たちの想いが乗っていく構図。
方眼

方眼