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蜜蜂と遠雷のnanmotoのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
5.0
蜜蜂と遠雷

監督/石川慶

原作/恩田陸

栄伝亜夜(松岡茉優)、高島明石(松坂桃李)、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)、風間塵(鈴鹿央士)。

500ページ超の原作を119分の尺で収めるため、ポンポン展開されてくが、

まず音楽がハードルの高すぎる原作に対して各キャラクターに凄腕ピアニストをつけ、作品のオリジナル楽曲「春と修羅」の作曲を作り、正面からぶつかってる姿勢に感動しました。自分も含めて大半の人は凄さを理解は出来なかったと思うけど、ひしひしと伝わってきました。

観る側のリアクションを優しくサポートするように斎藤由貴さんはじめ、各俳優さん、エキストラさんが作品内に流れる音楽のリアクションによって成り立っている、浴びる音の映画として成り立っていました。

綺麗な画面と音で気づいたらかなり画面に近づいていました。傑作だと思います。
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