Lily

蜜蜂と遠雷のLilyのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
3.8
原作未読...でも小説持ってるんですう...
読めてないっていう😭😭😭
恩田陸の小説は、言葉に丸みがあるんです。
もちろん全体的にって意味で、ちゃんと強弱はあるんですけど。
私の勝手な思い込みかもしれないですがwww

さて今作なんですが、正直こんな点数つけるほどじゃないんです...めっちゃよかったんです...
でもこれは、原作読んでないくせに言うのもなんですけど、端折りすぎなんですよ!!!
バックグラウンドをもっと描いてこそ感情移入できるってものです。
小説が上下巻なこと考えると、圧倒的に尺が足りてないんでしょうね...

幼少期からエレクトーンを8年程習ってましたが、ピアノはやっぱりすごい...
勝てないです。全然。
そして普通に弾けてれば上手いぃー!ってなりますw
細かいことは瞬時に把握できない...
音やリズムが外れてればわかるんですけど...
畑が違うので仕方ない、ということにしておきますwww
演じられてるピアニストさんたちのことは存じ上げないのですが、どの方もすごくよかったです...
俳優陣で言えば、松岡茉優はもちろん、群を抜いて鈴鹿くんがやばいです。まじでいい俳優さん。

ストーリーは結構わかりやすい物だと思うけど、月を見ながら連弾するシーンは鳥肌です。
楽しそうに弾かれるととても幸せな気持ちになっちゃう...
パクリとか思ってるわけじゃなくて、のだめカンタービレや、四月は君の嘘のような感じがあります。
特に四月は君の嘘...ピアノを離れてしまった理由が同じわけではないけれど、プレッシャーに打ち勝とうとする姿勢は似ている部分がありますね。
逆に塵にはピアノの森のような感じが!
何かを一生懸命頑ってる人の苦悩なんて、私には到底理解できるものではないんですけど、どちらかといえば苦悩する側の人間なので、私も色々と頑張りたくなりました。
ラスト、何故塵が『ギフト』だったのか、よくわかります。
そして小説読みます。後回しにしてごめんなさい😭
Lily

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