最初はヒヤヒヤしながら観てたのに、途中からどうでも良くなってきた。
『Der Hauptmann(2017年)ロベルト・シュヴェンケ』
誰に命令を受けるでもなく、自ら〝悪魔〟に成り果てたのだから…
このレビューはネタバレを含みます
戦争が生んだ悪童の
なりすまし殺戮劇
命なんて軽いもの、
殺せば死ねば終わる
面倒になれば殺せば終わり
誰かが止めてくれるだろう
行けるとこまで行ってやる。
こんなヘロルトの心の声しか
聴こえて…
たまたま見つけた軍服が権威の象徴。
あれは結局誰のやったんでしょう。
バレそうでバレへんハラハラもありつつ、
土壇場で魅せるヘロルトの度胸。
21歳でこれはなかなかの大物ですな。
だんだん狂って…
結構集中して見れた
敗戦間際のナチスのガタガタぶり
主人公がしたことが許されるなら規律も秩序もないよね
けど許されてしまうくらい猫の手も借りたい状態
ラストシーンは帝国を取り戻したハロルドのif世界…
ある脱走兵ヘロルトが偶然大尉の軍服を発見、それを着て上官に成りすまし権力を振り翳していく…という実話!
当時ヘロルトは21歳。冒頭で逃げているときは怯えていてまだ幼さの残る弱い感じだったのに、大尉…
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