ももさく

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密のももさくのレビュー・感想・評価

2.6
家政婦が部屋に入るとハーランが喉を切って亡くなっていた。

その1週間後、マルタが呼び出され屋敷に関係者が集まる。探偵と警察により家族や関係者が事情聴取を受ける。


     【ハーラン・スロンビー関係者】 

ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)85歳の誕生日に殺された小説家。

マルタ・カブレラ(アナ・デ・アルマス)ハーランの看護師。嘘をつくと吐いてしまう。ハーランの良き話し相手でもあった。

リンダ・ドライズデール(ジェイミー・リー・カーティス)ハーランの娘で長女。リチャードの妻。

リチャード・ドライズデール(ドン・ジョンソン)リンダの夫。浮気の事をハーランに知られている。

ウォルター・“ウォルト”・スロンビー(マイケル・シャノン)ハーランの息子で次男。電子書籍の件で話し出版社からの手を引けと父に言われCEOをクビとなる。

ドナ・スロンビー(リキ・リンドホーム)ウォルトの妻。

ジェイコブ・スロンビー(ジェイデン・マーテル)ウォルトとドナの息子。

ジョニ・スロンビー(トニ・コレット)ハーランの亡き長男ニールの未亡人でインフルエンサー。ハーランに小遣いを貰っていた。メグの学費を二重取りしていたのがハーランに指摘された。

メーガン・“メグ”・スロンビー(キャサリン・ラングフォード)ハーランの孫でマルタと友人。ジョニの娘。高い学費をハーランに出してもらっていた。

ワネッタ・“グレート・ナナ”・スロンビー(K・カラン)ハーランの母親。

ヒュー・ランサム・ドライズデール(クリス・エヴァンス)ハーランの孫。リンダとリチャードのろくでもない息子。

フラン(エディ・パターソン)第一発見者の家政婦。

管理人(M・エメット・ウォルシュ)ハーラン邸の管理人。

アラン・スティーヴンス(フランク・オズ)弁護士。

        【警察関係者】

ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)探偵。

エリオット(ラキース・スタンフィールド)警部補。

ワグナー(ノア・セガン)ハーランのファンで石像に意味がある事も知っている巡査。

マルタの妹アリスがDVDプレイヤーで見ているドラマの登場人物→ ジョセフ・ゴードン=レヴィット。

吹き替え→ 藤真秀、中村悠一、小林沙苗、一城みゆ希、内田直哉、大塚芳忠、田中敦子、山本兼平、小林清志、松本沙羅、 池田恭祐、森本73子、今泉葉子、上別府仁資、佐々健太他。


2作目の「ナイブズ・アウト: グラス・オニオン」を大徳さんかなんかの番組でお笑いスピードワゴンの小沢 一敬が結構前にオススメしてて面白そうだなと調べてたら1作目がある事と私の好きな「LOOPER/ルーパー」や「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の脚本、監督をしているライアン・クレイグ・ジョンソンと知り見ねばと更になり鑑賞しました。

   「だったら私が、あの子に伝える」

半分くらい見て、ここまで答え出ててまだ半分あるの?もうこれが結果なら、どう面白くなってくの?終わりじゃんって思ったりもしましたが、そんな訳もなく…。

嘘をつくと吐く体質が意外と面白くしている。ゲロは見せないで欲しいが…。

2022年7月30日89歳で亡くなられましたがルパン三世で次元大介を担当してた小林清志の声がやっぱりいいなぁなんて思いながら見てました。そのハーランおじいちゃんも2021年2月5日91歳で亡くなられたクリストファー・プラマーが演じており、とても頭が良くて優しい役ゆえに切なくもなった。

何も書かれていない手紙、4人をバッサリ切ってやった、3mgが100mg、囲碁、ビデオテープ、靴の血痕、隠し窓、犬、毒を盛るテレビ映画、炙り出し、マグカップも印象的。

         「話を聞け」

    「私を信じろ、うまくいく」

  「ご自分の心に従えばいいのでは?」

他の家族達もみんな癖強で見てて不快だけど、どうしてもクリス・エヴァンスはアベンジャーズのイメージが強いからか、こんな口悪いクズ男嫌だ!と思ってしまう。

みんながお金持ちじゃなくて、おじいちゃんがお金持ちだからね、こういう犬神家みたいな設定って映画に多いですよね。

謎解きとしては、当てられないよ、そんなややこしいの!ってなってしまって、面白っ!て私は、なりませんでしたねぇ。

登場人物も多すぎて性格悪い人多いから終わり方としては、ちょっとスッキリしましたけど。

ダニエル・クレイグが出てる作品は夫婦共演してる「ドリームハウス」しか見た事なくて、あれ?こんな感じの人だっけ?何か以前見た時と違う感じ…上にも横にも大きくなったように見えましたが「ドリームハウス」から時が経ちすぎてる事に気づきました。当然の変化ですね。「ドリームハウス」は、これより面白かった気がします。