殺す動機があって怪しい人物ばっかりやと思ったら、序盤早々に鑑賞者にだけ種を明かしておくスタイル。
しかしそれが全容ではない。
思ったより複雑で、鑑賞後の余韻も心地よい。
ただ、巧妙なトリックとかを期待すると肩透かしなので、古典な雰囲気と人間模様を楽しむつもりで観たほうがいいかも。
アナ・デ・アルマスさんが芋臭い役。
ダニエル・クレイグさん、主演やのに印象薄い。
そして故人の長女役、このカッコいい婆さん誰やと思ったら、『ハロウィン』の最強婆さんやった。
音楽は古典ミステリを思わせるような弦楽推し。
雰囲気ばっちりやけど旋律とかは印象に残らない。