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シャフトのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

シャフト(2019年製作の映画)
4.3
シングルマザーのマヤ(レジーナ・ホール)に育てられたJJ(ジェシー・T・アッシャー)は、優秀で礼儀正しい青年へと成長し、MITに入学。卒業後はFBIに就職した。捜査官ではなく、情報分析官だ。
ある日、JJの子供の頃からの親友カリム(アヴァン・ジョーギア)の遺体が発見された。
ドラッグの過剰摂取が死因と断定されたが、JJは彼の死に疑念を抱く。
JJはカリムの死の真実を独自に調べようとするが、危険なドラッグディーラーに睨まれ、殴られてしまう。
単独では危険すぎると考えたJJは、しぶしぶながらも疎遠だった父、ジョン・シャフト(サミュエル・L・ジャクソン)に協力を求める。
息子が自分を頼ってきたと喜ぶジョンだったが、JJの性格はまるで正反対だった。ジョンは品行方正な息子に”シャフト流”のやり方を教えることにする。
JJと共に事件の調査を進めるうちに、ジョンは昔の宿敵がカリムの死と繋がっていることに気づく。
ブラック・エクスプロイテーション映画の傑作「黒いジャガー」のリメイク作「シャフト」の続編。
前作は、ゴリゴリのハードボイルドで渋めのブラック・エクスプロイテーション映画だったけど、親子3代のシャフトが揃い踏みして悪い奴らに立ち向かうという展開で、「リーサル・ウェポン3」みたいなホームドラマを絡めたアクションコメディ。
バッドアスな親父と草食系で銃嫌いな息子のシャフト親子が、ぶつかり合いながらお互いを理解し合う中で父子の絆を深め、タフでバッドアスな男に息子が成長していき、父も息子の影響で妻の気持ちを考えられるようになるホームドラマとド派手なガンアクションが組合わさった痛快アクションコメディとして楽しめる。
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