だいふくだるま

僕たちは希望という名の列車に乗ったのだいふくだるまのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

結局最後は、テオがクルトをかばう形で退学処分となる。そして彼の判断を勇敢に思った他の生徒たちも彼を追うように次々に学校を退学処分となる。今回については、どうしてももともと労働階級から成り上がったテオに肩入れしてしまう。こうして映画で見ると、世界史の歴史は深い。

【備忘録】
●RFB(赤色戦線戦士同盟)…ヴァイマル共和政時代のドイツ共産党(KPD)が保有していた準軍事組織
●1956年ベルリン暴動…1953年6月 16日東ベルリンの建築労働者のノルマ引上げ反対ストライキをきっかけとして起り,約1週間東ドイツ各地に波及した反政府暴動。長年にわたる大衆の不満が I.スターリンの死を機会に爆発したもので,スターリンの死後最初の大規模な反ソ暴動となった。ソ連軍は当初事態を静観したが,暴動が拡大するに及んで介入,一挙に鎮圧した。
●ハンガリー革命…1956年10月23日、ハンガリーの市民が政府に対して蜂起した。彼らは多くの政府関係施設や区域を占拠し、自分たちで決めた政策や方針を実施しはじめた。ソ連軍は1956年10月23日と停戦をはさんだ1956年11月1日の2回、このような反乱に対して介入した。