怖い
思想の統制とはこういうことか
理屈ではわかっていても
いきなりその中に放り込まれると
かくも恐ろしいものかと思う
舞台は
東ドイツがすでに共産化していた
1956年
ソ連のハンガリー侵攻に抗議して
高校の授業でクラス全員が二分間沈黙する
この反体制行為の首謀者を見つけるため
生徒の一人一人が
徹底的に追い詰められる
という話
ドイツ映画を見たのは
ベルリル天使の翼?
以来か
見応え充分であった
思想
微かな恋
友情
団結
裏切り
家族の苦悩と絆
自由への憧れ
希望
あまりの怖さに
実話であることを忘れる
ラストは感動的だ
戦後は同じ敗戦でも様々だと改めて思う
追伸
若手が素晴らしい
テオの父親が良かった