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ラ・ヨローナ~泣く女~の福福吉吉のレビュー・感想・評価

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)
3.0
ソーシャルワーカーのアンナは仕事で2児の母親パトリシア宅へ訪問し、子供たちが監禁されていたため、パトリシア宅から救出した。しかし、ある晩、パトリシアの2人の子供が川で水死してしまう。パトリシアはアンナに詰め寄り、メキシコに伝わるヨローナの呪いにアンナの子供たちが襲われることを予言する。その日以降、アンナの子供たちは怪奇な現象に見舞われることになった。

そもそものヨローナが酷い。夫の浮気で子供を溺死させるという発想がおかしい。それで呪いになって子供を襲うとはお門違いもいいところだ。
夫に先立たれて一人で2児の面倒見ながら仕事頑張っているアンナは何も悪いことしてないのに子供共々呪いに襲われて不憫過ぎる。
それはさておき、ストーリーは分かりやすく、ヨローナは不気味で怖い。特に伏線とかなくて、度々ヨローナが現れては子供たちに襲い掛かる恐怖演出が入る流れだ。
元神父のラファエルがアンナたちを手助けしてくれるのだが、イマイチ役に立っているのかよく分からなかった。それとラファエルが唐突に「ジャジャーン」と言うのだが、笑うところなのだろうか。
まずまず面白かったと思います。
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