夫と子供2人と幸せに暮らしていた女性。しかし、子供を溺死させた。
場面変わり1973年…朝からバタバタする母親と子供…母親はソーシャルワーカーの仕事で、ある女性の元を訪れるが…。
アンナ・テイト=ガルシア(リンダ・カーデリーニ)夫を亡くしている。子供2人と暮らしている。
クリス・ガルシア(ローマン・クリストウ)アンナの息子。
サマンサ・ガルシア(ジェイニー=リン・キンチェン)アンナの娘。ミスティと言う人形を大切にしている。
パトリシア・アルバレス(パトリシア・ヴェラスケス)ラヨローナに呪いをかけられた息子達を守ろうとしていた。
ラ・ヨローナ(マリソル・ラミレス)夫の浮気から狂う。
ラファエル・オルヴェラ(レイモンド・クルス)呪術医。元々神父。
他登場人物→パトリシアの息子2人、刑事、アンナの職場の人達、「アナベル 死霊館の人形」にも登場のペレス神父他。
「泣き声を聞いたんじゃない?あの女の涙を見たんじゃない?」
子供達は何故色々見たり起きた事をすぐに母親に話さないのか?信じてくれないから?。
まぁ実際自分の親に置き換えて考えた時、私が霊を見たなんて言っても信じてもらえない気がしたけど。自分の目で見て聞いたり体験するまでは、こういった事ってなかなか信じて貰えない気もする。
電気チカチカ、割れる鏡、車の中、プールに落ちた傘、教会、カーテン、腕の傷、お風呂、黒いドロドロ、涙の瓶、ネックレス、広い屋根裏も印象的。
「ママ、これもテレビでやってた?」
悪霊が取り憑いてるのは家ではなく人。卵での儀式が確かに手品みたいで少し面白いし入ってこれないようにする方法などカルト感満載で色々興味深い。
触られるとアザではなく、ジューって火傷になるような感じが痛々しい。守る為の監禁だったりが虐待に思われるって何か実際もありえたりして。
そもそも夫の浮気から、なぜ自分で腹痛めて産んだ子を殺せるのか?わからなすぎる。夫とその浮気相手は、どうしたん?殺したのか?。一瞬深読みしすぎて呪術医が元夫なんじゃ?とか思っちゃったけど、相当過去の事だから違うか!?と自分に突っ込みつつ見てました。そもそも夫の大切な子でもあるが、妻の方だって子供が大切な気持ちが強いだろうし愛する子は関係なくないか?。悲しいというより、やってる事狂ってる。
連鎖してく感じが恐ろしいなと感じた。本当に、これで終わりなのか?。最後の撮り方も何もないけど怖く感じた。
ありがちな、バカバカ、そんな事したらあかん!って突っ込み所もありだけど、そこすら楽しんだ。凄い勢いで引きずられていっちゃう感じとかも多くてハラハラした。
時系列的には、こんな感じのようだけど↓。
『死霊館のシスター』(2018公開)
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017公開)
『アナベル 死霊館の人形』(2015公開)
『アナベル 死霊博物館』(2019公開)
『死霊館』(2013公開)
『ラ・ヨローナ 泣く女』(2019公開)
『死霊館 エンフィールド事件』(2016公開)
アナベルに関する事はチラッとだけでほぼ無いに等しかったけど、カルトホラーとしては、まぁまぁ楽しめましたー。