こばまさ

上流階級のこばまさのレビュー・感想・評価

上流階級(2018年製作の映画)
3.0
最近やたらパク・ヘイルに縁があるので、何となくあった苦手意識もようやく払拭。
その勢いで、普段絶対観ないジャンル&長尺にチャレンジ!
ただ、タイトルの上流階級…この単語に、既に嫌悪感が。


名門大学の経済学教授の夫、テジュン(パク・ヘイル)、財閥が経営する美術館の副館長の妻、スヨン(スエ)
テジュンは、あるキッカケで政界進出を志すが、周りは怪しい人物だらけ。
スヨンは、どんな手を使っても美術館の館長になりたい一心。
そんな野心や野望に満ち溢れた夫婦を描いた、ドロドロドロドロドロ作品。


ある程度覚悟してましたが、まともな人間が1人も出てこない。
唯一、テジュン(パク・ヘイル)は最初めちゃくちゃまともな人間なんですけどね。
騙されたりハメられたりは確かに可哀想だけど、自業自得でもあった。

不倫、資金洗浄、政治家とヤクザの癒着、ゆすり、妬み、脅し、暴力、セックス、そして結局は金金金!!

これはもはや、カオス…です。
やはり、1番怖いのは人間ですね。

…ってこんな映画、誰が食い付くんや…

137分、我ながらよく耐えたと思う。
観たのが休日の昼間じゃなく平日の仕事後だったら、4日はかかったわ。

日本のガチ中のガチのAV女優も出てくるし、韓国のよく知らない若手女優もめちゃくちゃ脱ぐし…

これぞ、R35作品認定!

高校生、大学生は観たらアカン!
こばまさ

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