ネガティヴガール

ラブ&ドラッグのネガティヴガールのネタバレレビュー・内容・結末

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分用メモ
明るくて何も考えなくていいのを観たいと思い選んだけれど個人的にはかなり重い内容に捉えてしまった。
明るくは描かれているし恋愛が絡んでいる内容ではあるのだけれど、本質はそこではない気がしてしまった。
本当は怖いから相手の全ては知りたくないし自分の事も何も知られたくない、その方が楽だし傷つかなくて済むからかも。
余計な期待もしなくて良いし、手に入れなければ失った事にもならない。
無くなった時に怖いからね。思い出が積み重なれば積み重なる程、無くなった時に余計に辛くなる。
相手がそう思っていなかったとしても相手への申し訳なさ、病気をどうしようも出来ない事、相手への不信感、そんな感情を抱いている自分への自己嫌悪、とか。
映画なのでいい終わり方だった、二人には幸せになってほしい。

「出会えてよかった」はいい言葉でもあるけど最高に人を傷つける別れの言葉でもあるんだなと思った。